【みとちゃ農園・栢下裕規(かやした ゆうき)さん】
生産地:奈良県山添村
代表するお茶の種類:天日干し釜炒り茶、和紅茶
農法:自然農法
一言で表すと「己に素直な山人」
「農業をデザインする」
「サステナビリティ」
「エシカル」
今でこそ、なんだかおしゃれな横文字が飛び交い農業への関心は高まっている。
一時のおしゃれの流行のようなオーガニックという言葉の一人歩きも落ち着き、
今では「自然農法」や「無肥料農法」など着実にそして地道に自然との共存のために汗を流す方々も増えているように感じる。
また、“従来の農業=しんどい、つらい”といった働き方を新技術を駆使し、改善している方々もいる。
どちらかが悪い、良いの問題ではなく、
それに取り組む方々の生き方の価値観が働き方に表れているだけであろう。
“就農”といっても幅はかなり広く、柔軟になってきているように感じる。
栢下さんは、まさに生き方の選択をした結果、就農という道にたどり着いた代表的な方であろう。
元々、暮らしの拠点は大阪で週末のみ奈良にきて農業をしていたそう。
そんな中、同じような価値観で就農の道に来ていた現在の奥様と出会った。
お二人にあったことのある方は誰しもが感じるだろうが、
とても寡黙な栢下さんと
とても気さくでお話上手な奥様というとっても素敵なご夫婦なのだ!
結婚後、借りていた畑のご近所の方とのご縁で見つけた空き家を買い、
拠点を奈良に移し、本格的な農業がスタートした!
その家のすぐ近くにあったのが、農耕放棄された茶畑だった。
そこから新たに
茶ノ木を植え、お茶作りがスタートした。
まさに、農業の一つとしてお茶作りがスタートしたのである。
それから、和歌山県熊野市で伝統的な天日干し製法のお茶を作っているお茶作りの師匠と出会い、
みとちゃ農園の顔的存在の天日干し乾燥のお茶が生まれたである。
みとちゃ農園さんのお茶はなんとも言えない優しい味わいで溢れている。
自然と人に優しい自然農法で太陽の陽をいっぱいに浴びて生まれた
太陽のような心がポカポカするお茶達だ。
私の一番のオススメは、水出しでいただく番茶!
夏の時期は大きなサーバーにたっぷりの新鮮な水と茶葉をガサッと入れて
冷蔵庫で一晩ゆっくりと抽出していく。
とろりとした飲み口で優しい甘さと、どこまでも広がる香りが体中を巡っていく。
[水だしTEA分量]
・水(浄水・ミネラル水) 1リットル
・茶葉 7g
[水だしTEA作り方]
①上記の材料をサーバーに入れ、冷蔵庫で1時間以上置く。
(夜寝る前に作り、一晩冷蔵庫に入れておくとしっかりと味わいがでて美味しいです♪)
②茶葉をこして完成♪
☆茶葉をだしパックに入れて作ってもOKです!
水だし紅茶の作り方のコラムはこちらから♪↓